猫の手を借りてステップ

たゆたう海月の日々あれこれ

いつになく意識がふわふわしていて、ん?これは夢か?起きているのかきちんと?と考えているのだけど、いまのところ途切れることもなく続いているので、たぶん起きてる。きっとさまざまに気を取られているせい。あれもこれも取りたいからだ。

 

ぼんやりしていると気づけば昔のことを想っている。マクドナルドでバイトしていた高校生の頃に大学生の先輩が怖かったこととか。その先輩の歳もとうに通り過ぎてしまって、何を言われたってせいぜいハタチくらいの女の子なのに、何を怯えていたんだろうなぁと思う。そして色んなことが希釈されて密度が下がってゆく時間の重なりがまた明らかになって、ため息が出てしまう。これはそのうち乗り越えられるんかな。

血が薄くなり骨密度が下がるように、髪が減りからだが弾まなくなるように、時間がおとろえていく。済ませた時間が増えるほど、迎える時間の分母が増えて、小さく小さくなっていく。それをじっと見つめてる。途切れない蟻の列を眺めるみたいに。

 

かなしくない。おそろしくもない。虚しいなぁと思う。いくら理由や諦めをこしらえて持ってきたところで、「それで?」という問いがずっとプカプカ浮かんでいる。

何を見て、どこへ歩いていけばいいのかなぁ。

眠りたい、とろりとした粘着質の液体に目も鼻も口も塞がれて、縦も横も奥行きも時間もないところに行きたい。